メモ

 
電車通学者の自分にとって、短編集というのはとても重要です。あちこち乗り換えなければならない状況の中、短編小説であれば、移動と移動の隙間時間で一つの小説を読めるから。長編小説とかになると、一冊を読むのに時間を必要とするし、ましてや、移動しなければならい状況を考えると、内容を深く味わう時間的、心理的余裕がなくなってしまう。短編であれば、一つの小説を読む時間も短いし、短い小説であっても文学的、芸術的な深いものを与えてくれる。もちろん短編小説というのは当たり外れがある。良い作品もあればイマイチという作品もある。だから、質の高い小説を集めた短編集なんかがあると良い。僕が好んで読んでいるのが、オーヘンリーの「一ドルの価値/賢者の贈り物」、チェーホフの短編集、レイモンドカーヴァーの短編集などなどである。岩波文庫から出てるカフカの短編も良い。オーヘンリーももちろん良いけれど、特にチェーホフは短編作家の名手で、どの作品を読んでも外れがない。あとは村上春樹の短編集なんかも読む。レイモンドカーヴァーは手に入りにくい点がネックである。また、電車のスペースを考慮してもあまりかさばらないコンパクトなのが良い。文庫本で短編集が出ていたら、もちろんそれを読む。派手な装丁のものは電車では不向きである
 
ノーベル文学賞を取ったカナダの作家、アリス・マンローも良いけど、単行本しか出ていないので持ち運びが不便です。彼女は「現代のチェーホフ」と呼ばれていて、短編小説家です。読むのが楽しみですね。
 
メモ2
最近、日本国内でも短編小説が掲載されていたりするが、もっぱら商業用に文芸誌が利益を出すために作家に書かせてる節があるため質にばらつきがある。短編集は3日で書いて、推敲に1ヶ月2ヶ月かけるものである。といったのはかの短編小説の名手、レイモンドカーヴァーである。かれはブルーカラーを題材に小説を書くことによって資本主義社会に楔を打ち込んだ。
 
 
隙間時間にもってこいの短編集。
 

 

 

 

カフカ短篇集 (岩波文庫)

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チェーホフ短篇集 (ちくま文庫)

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